2020年10月9日金曜日

Biwako-Gou(びわこ号)


WEB News about Biwako-Gou

Indication of Biwako

Coming to Oumi-Jinguu-mae station

Stopping at Oumi-Jinguu-Mae Station
Leaving Oumi-Jinguu-Station to Next Station
Walking 5964 m, 8521 Steps
(Oumi-Shrine, Shiga-Village, Minami-Shiga)

  1934年から1970年まで、京阪電車は浜大津から大阪天満橋まで直通でつなぐ電車、びわこ号を走らせていたという。今年は、運転を止めてから50年になる。

  この9月14日から、その記念として当時の外装と同じ色に塗装したびわこ号を、石山坂本線に走らせている。電車の形は違っているが、外装は全く一緒である。

  台風が近づいている影響か、今日も一日雨であったが、近江神宮前駅でその記念電車を写真に収めた。

京阪の クリーム色の 電車見る
(けいはんの クリームいろの でんしゃみる)

  小学校低学年のころは、伏見区の京阪電車伏見桃山駅近くに住んでいた。京阪電車は毎日のように見ていたが、このびわこ号も走っていたはずである。

  記憶に残っているのは、今も赤色主体の特急と橙色の急行、それに緑の各駅停車の電車である。これらの基本的配色は、急行以外は今も変わりなく使われている。

  しかし、びわこ号のクリーム色は見たことがなかった。京阪本線は8両ほどの長い編成であるが、2両編成の電車も走っていたということになる。

  京都地下鉄が出来るまでは、三条京阪と浜大津とは鉄路でつながっており京津線と呼ばれている。大阪ー大津間も直通運転が可能であった。

  今は三条京阪から御陵までは京都地下鉄になってしまったために、京阪京津線は切断されてしまった。浜大津から京都中心部に行くには地下鉄に乗り入れることにより便利になったが、伏見、大阪方面に行く人は、不便になっている。特に、電車代に地下鉄分が上乗せされるため高くなっている。

  大津京からJR湖西線で山科まで一駅で190円、所要時間は5分である。一方京阪では京阪大津京から京阪山科までが、240円で20分かかる。これでは乗客はJRに流れることになる。

  この結果、京津線は営業係数150(100収入を得るのに150経費が掛かる)ということでお荷物になっている。

  京都地下鉄乗り入れが原因であるが、京津線は山岳鉄道と同じで遅いのは解決しようがないようである。

  結局、運賃体系の再検討が必要ではないかと思う。少なくとも御陵、三条京阪の間の運賃は京阪の運賃で計算し、京阪に収入として入れるのが正当ではないかと考える。

  びわこ号塗装電車は2021年3月末まで運行される。

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