2021年1月14日木曜日

Okamura Takao ”Winter Reise” CD(岡村喬生「冬の旅」CD)

 

CD Case of Winter Reise by Okamura Takao

(Bass : Okamura Takao)

CD of Winter Reise by Okamura Takao

(Recorded in 1991)

Lyrics of "Lindenbaum"(菩提樹)

(5th Song of Winter Reise)

Lyrics of "Leiermann"(辻音楽師)

(Last Song of Winter Reise)

Walking 5960 m, 8515 Steps

(Usual Course)

  アマゾンに注文していた、岡村喬生の「冬の旅」CDが届いた。絶版になっているCDなので中古である。インターネットですぐに手に入れることができる、便利な世の中になったものである。

  早速全曲を聴いた。1991年の録音ということで、岡村さん60歳の時の声であった。張りのある声で、特に極低音の響きは今までに聴いたことのないどっしりしたものであった。

  ドイツ語歌詞がついているので、意味が分かる。高校時代にはあまり理解せずに歌っていた。

高校時 菩提樹の意味 理解せず

(こうこうじ ぼだいじゅのいみ りかいせず)

  恋に破れた切ない心情・情景を歌っているが、ドイツリートのバスの声でしみじみと雰囲気が伝わってくる。イタリアベルカントの歌とは対照的である。

  最後は有名な「辻音楽師」。この音楽師も同じ境遇なのか、先の見えない旅が続く、で終わる。

  久しぶりにドイツリートを味わった。このCDは2か月ごとに入れ替えているCDチェンジャー用に加えることにした。

2021年1月13日水曜日

Record of Walking (2020.1~3 ウォーキングの記録)

 

Record of Walking (2020.1~3)
Walking 6022 m, 8603 Steps
(Usual Course)

  毎日の散歩の記録をとっているが、一日の目標は8000歩としている。

  一度、過去の記録をまとめてみることにした。まずは昨年の冬場、1月から3月までのデーターを集計した。

  3か月間に歩いた距離は576kmであった。東京・京都間の距離以上歩いたことになる。歩数は688800歩であるが、一日としては7569歩となる。平均的には目標未達となる。

  これはサイクリング、電車などを利用するときの歩数が効いているものと思うが、あと春、夏、秋のデーターの結果を見て、散歩コースに追加を考えるか検討したい。

目標の 歩数不足で 距離増やす
(もくひょうの ほすうふそくで きょりふやす)

  歩幅が平均的には0.84mになっているが、かなり大股で歩いていることになる。実感では0.7~0.8mくらいと思っている。さらに春以降のデーターで確認したい。

2021年1月12日火曜日

Botamochi(牡丹餅)

 

Red Beans Jam 

(Remain of Zenzai)

Balls made of Red Beans Jam

Braun Mochi-Rice

Braun Rice


Pounding boiled mixed Rice

Balls made of Rice

Rice Balls covered with sweet red Beans Jam
(Botamochi)
Walking 5616 m, 8024 Steps
(Usual Course)

  昨日ぜんざいを作ったがあんこが余っていたので、初めて牡丹餅を作ってみた。

  あんこは少し煮詰めて硬めにする。冷めた後、小さなボールに形作る。

  そして玄米もち米150gに普通の玄米50gを加えて炊いた。炊き上げ後すりこぎでついて軽くもち状にする。あんこと同じようにボールに形作る。

  あんこを平面に伸ばし、上にボール状餅をのせてあんこでカバーする。6個の牡丹餅ができた。

  早速アフタヌーンサンドウィッチの代わりに食べた。砂糖を全く使わない牡丹餅で安心して食べられる。

  春、秋の彼岸の時には仙太郎の牡丹餅を食べていたが、昨年秋の彼岸を最後に止めることにしている。これからは自分で作って味わうことにする。

今年から 牡丹餅作る お彼岸に
(ことしから ぼたもちつくる おひがんに)

2021年1月11日月曜日

Kagami-Biraki(鏡開き)

 
Kagami-Mochi (New Year's Round  Rice-Cakes)
Made of Braun Mochi-Rice
Cutting of New Year's Round Rice-Cakes
(鏡開き)
After broiling Rice-Cakes
Zenzai
(Sweet Soup made of Red Beans with Rice-Cakes)
Walking 5650 m, 8072 Steps
(Usual Course)

  毎年11日には鏡開きをしている。二人だけの正月なので、一番小さい鏡餅を飾っていた。以前自家製の大きな玄米餅を使ったが、カビで食べられなくなった。今は市販のフィルムでカバーされた鏡餅を購入している。

  いつものぜんざいにして食べた。砂糖は使わず、米飴とメイプルシロップで甘みをつけている。

鏡餅 正月終わり ぜんざいに
(かがみもち しょうがつおわり ぜんざいに)

  正月も終わり通常の生活が始まるというが、今年はコロナのせいか正月気分はもう一つであった。

2021年1月10日日曜日

Toka-Ebisu(十日えびす)

Toka-Ebisu in Oumi-Shrine
Karuta Fest in Oumi-Shrine
Walking 6022 m, 8604 Steps

(Usual Course)

  本日10日は十日えびす。京都のゑびす神社には行ったことがあるが、十日えびすに大津の蛭子神社を訪れたことはない。

  いつもの散歩コースである近江神宮に行くと、正月三が日に近い人出であった。露店も2店出ており、何事かと思う。

  境内に入ってみると、社務所では商売繁盛の飾りも売っている。今まで気が付いていなかった。買い求める人が集まっていた。

大津では 近江宮でも 恵比寿さん

(おおつでは おうみぐうでも えびすさん)

  近江神宮でも恵比寿さんのご利益を得ることができるとは知らなかった。勧学館ではかるた祭が行われており、かるた名人、かるたクイーンを競っていた。

2021年1月9日土曜日

Winterreise(冬の旅)

Okamura Takao explained 

why He was fascinated by Winterreise of Schubert.

(From You-Tube)

Score of Lindenbaum from Winterreise composed by Schubert

Walking 5454 m, 7792 Steps

(Usual Course)

  亡くなった岡村喬生さんを忍んで You-Tube の動画を検索した。その中に、シューベルトの冬の旅の魅力について語る動画があった。

  ドイツのバリトン歌手ディートリッヒ・フィッシャー・ディスカウの冬の旅はCDなどで聴いたことはあるが、岡村さんの歌う冬の旅は聴いたことはない。

  早稲田大学グリークラブの時にこのシューベルトの曲に出会って以来、この曲には愛着があるという。

  その説明によると、村の娘に恋をした一人の男が、その娘が村の金持ちと結婚してしまったために、村を離れて冬の旅に出るという話をシューベルトは24曲の歌曲にまとめている。

  その村には菩提樹があり、その菩提樹を遠巻きに去っていくという情景から、有名な菩提樹 (Lindenbaum) が5番目の曲として入っている。

  この曲は高校時代に、自分でピアノ伴奏しながら歌った曲でもある。その時の楽譜は今も持っている。寂しげな歌であるが、その背景にあるものが、今回の岡村さんの説明で初めて理解できた。

菩提樹の 歌の響きの 切なさよ

(ぼだいじゅの うたのひびきの せつなさよ)

  岡村さんの冬の旅全曲のCDがあることが分かったので、購入してぜひ味わってみたいと思う。

2021年1月8日金曜日

Okamura Takao passed away(岡村喬生さん死去)

 Okamura Takao passed away

(From WEB News)

Walking 6199 m, 8857 Steps

(Half of Usual Course + Dentist)

  本日、オペラ歌手の岡村喬生さんが亡くなったとの報道があった。89歳の生涯であった。

  学生時代に、生の声を聴いている。当時日本、いや世界的に名声を博していたバスバリトンの日本人歌手の一人である。もう一人は大橋国一さんである。大橋さんの声も生で聴いたことがある。とにかくすごい声量のバスの声であった。

  当時合唱をしており、到底同じような声は出ないが、声質は同じバスなので憧れの歌手であった。

学生時 憧れた歌手 逝去する

(がくせいじ あこがれたかしゅ せいきょする)

  大橋さんは東京芸術大学で音楽を専攻し一流の歌手になっているが、岡村さんは早稲田大学の政経学部出身である。大学に入学して声が大きいことで、グリークラブから誘いを受け、合唱を始めている。

  大学卒業時、就職の際にはNHK、朝日新聞などを受験したがすべて落ちて、学生時代にアルバイトしていた東京放送合唱団に就職することになる。

  もし会社に合格しておれば、そのままサラリーマンの生涯だったかもしれない。就職試験に落ちたことが、世界的歌手になるきっかけになったということで、人生分からないものである。

  その後ヨーロッパの音楽学校に留学し、そのままヨーロッパの歌劇場で活躍することになる。

  バイオリン、ピアノのような演奏家になるには小さい時からの訓練が必要と言われている。声楽は大人になってからでも超一流になれる領域ということを示してくれるいい例であった。

  若くして大橋国一さんは亡くなり、一昨年の佐藤しのぶさんに続いて世界的なオペラ歌手がいなくなった。まことに寂しい思いである。