2018年10月3日水曜日

ガン免疫療法

 SOD様食品 Niwana
散歩の記録 7.1km、10758歩

  先日のノーベル医学生理学賞はガンの免疫療法に関する成果が対象であった。開発された新薬により、免疫細胞の働きにブレーキがかからなくなるため、時にして正常細胞まで攻撃してしまうことも予想されている。

  リュウマチ、膠原病、などの難病は、免疫細胞が正常細胞を攻撃するため発症するといわれている。

  新薬は30%くらいの人のガンに顕著な効き目があることが確認されている。しかし一方では、10%の人に副作用が出るという。

  末期ガンの人が助かる場合もあり恩恵を得ている人もいれば、副作用で亡くなっている人もあるとのこと。

  抗がん剤と同じで、やはり薬は好い面と、悪い面もあるというのが現実である。

  それに反し、本庶教授と同じ京都大学医学部出身で元京大病院の医師、丹羽耕三博士の実践している抗酸化療法は効き目はゆっくりであるが、副作用が無い点に大きな特徴がある。

  自然の抗酸化穀類を原料としたSOD (Superoxide dismutase、活性酸素を分解する酵素) 様食品を摂取することにある。体内に過多になった活性酸素を分解し、免疫力を上げる役目を果たしているといわれている。

  小生も術後12年が経過しているが、このSOD様食品を穀物の一つとして毎日食べている。それに加えて、ヴィーガン生活で食べるものにも気を付ける毎日である。

  これからもずっとこの生活を続けるつもりであるが、もし再発し末期症状で生死にかかわることになれば、副作用の心配もある新薬を試すことになるかもしれない。しかし、それでも効くのは30%の確率である。

  できれば副作用のある薬は飲みたくないのが本音である。

2018年10月2日火曜日

本庶佑氏にノーベル賞

 PD-1という分子の発見は当時の大学院生(WEBニュース)
 西武百貨店へサイクリング 9.6km
散歩の記録 5.8km、8789歩

  昨日夕方、本年のノーベル医学生理学賞に京大の本庶佑特別教授に授与されることが報道された。

  免疫細胞がガン細胞などを攻撃するときに、免疫細胞が攻撃することに際してブレーキをかける物質 PD-1 があることを発見している。そして、そのブレーキの働きを抑える薬によってガンを治療する免疫療法を開発し効果を上げているという。

  さらにWEBニュースでは、実際に PD-1 を発見したのは本庶教授研究室の当時の大学院生であったことも報道されている。その大学院生は、今は奈良先端科学技術大学院大学の准教授であるという。

  残念ながらこの最初の発見者は賞をもらえなかったが、実際には大変な業績を残しているのである。世の中には影の立役者がいるということを今回も知らされた。

  思えば、2010年のノーベル化学賞が与えられた根岸教授の研究成果についても、その原理を最初に考え出したのは現役時代勤めていた会社の同僚であった。彼が大学院時代に考え出したものであった。

  もちろん最初の発見なり発想から発展させて大きな成果になって賞につながるのであり、賞をもらった人が評価されるのは当然とは思う。しかし、大きな成果につながる源を作った人も評価されるべきではないかと思う。

  根岸教授の場合、ご自身が若いころ勤めていたのは小生の勤めていた会社で、受賞後会社の顧問となり会社に出入している。しかし同僚には何のコンタクトもなかったという。日本化学会学会誌にはその事実が記載されているにもかからわずである。

  大騒ぎの影にこのような素晴らしい仕事をしていても、世の中に知られていない人がいることを忘れてはならないと感じる。と同時に、受章者から最初の発見者、考案者への実名を挙げての労いの言葉があってもよいのではないかと思う。

2018年10月1日月曜日

大津港の噴水

大津港の噴水
ジュネーブ・レマン湖の噴水(1992年撮影)
お昼は京都へ買い物
京都への移動距離 32.8km
 
散歩の記録 5.7km、8636歩

  お昼は京都に買い物に出かけて、戻ってから夕方にいつもの散歩コースを歩いた。

  柳が崎湖畔公園から大津港の方を見ると、ちょうど噴水があがっていた。12時ころと夕方18時ころにあがる。日が沈むのが早くなり18時ころはすでに暗く、緑のライトが照らされ鮮やかに見える。

  湖の噴水といえば、ジュネーブのレマン湖の噴水が有名である。大きな噴水で世界トップクラスということである。1992年の7月にスイスをドライブした時に写真におさめている。

  大津港の噴水もずいぶん高いのであるが、やはりレマン湖には負けるようである。26年前の記憶が蘇った。

2018年9月30日日曜日

サンダーバード

サンダーバードは誤訳? (WEBニュース)
大津京駅を通り過ぎるサンダーバード

湖西線を走るサンダーバード
散歩の記録 5.6km、8485歩

  就職して最初の赴任は石川県小松であった。当時、関西との行き来は特急雷鳥を利用していた。まだ湖西線がない時であるので、東海道線米原経由北陸線を走っていた。

  まもなく湖西線が出来て、北陸への距離は短くなった。今、我がマンションからは毎日特急を見ることが出来る。しかし特急の名前はサンダーバードになっている。

  雷鳥の漢字をそのまま順次英訳するとサンダーバードとなる。しかしライチョウの英語はグロース、あるいはターミガンである。なぜサンダーバードになったのか。

  その記事がWEBニュースにあった。もともと北米の神話に出てくる鳥、サンダーバードにちなんで力強く走るイメージからつけたとの説明であるが、雷鳥も意識して名付けられたようである。

  しかし今ではほとんどの人がサンダーバードが雷鳥の英訳のように思っている可能性がある。現に、いたるところでサンダーバードという名をつけた店、場所、組織があり、そのほとんどが北米の神話からではなく、特急サンダーバードからのものであるという。

  今では和製英語がそのまま使われているということである。野球のナイターと同じで、和製英語であることを知っておく必要がある。海外では大恥をかくことになる。

  台風24号が近畿地方に近づいている。午前中、湖西線の電車は動いていたが、午後からはストップとなった。午前中に通り過ぎるサンダーバードを写真におさめた。

2018年9月29日土曜日

雲取山

雲取山と平将門の記事(WEBニュース)
散歩の記録 5.8km、8788歩

  東京都に2000mを越える山があることを知らなかった。先日のWEBニュースで雲取山の記事が出ていた。標高2017mという。

  今まで登山で、2000m級以上というと白山しか登ったことがない。石川県小松に住んでいた時に何度か登っている。

  もちろん登山鉄道、ケーブル、ロープウェイを使えばスイスアルプスドイツアルプスなど3000m以上の山にも上がったことはある。

  東京の中でも本格的な登山のできる山があるということで、東京に住んでいた若いころに知っておれば登っていたのにと残念に思う。

  そしてこの山は平将門が朝敵として京都から追われて茨城に逃げる時にこもったところでもあることも初めて知った。自らを新皇と称して、東国に京都のような新国家を作ろうとしたため朝廷により討伐された。

  平将門といえば、つくばに住んでいた時に筑波山山麓に嬥歌の碑(かがいのひ)があったのを覚えている。つくば付近の豪族であったが、この碑はこの付近でよく遊んだという記録である。

  また東京神田明神には将門も祀られている。中世になって将門塚の周辺では天変地異が多発、祟りと恐れられ鎮めるために神田明神に合祀されたという。

  平将門に係る記憶を思い出すことになった。

2018年9月28日金曜日

国際運転免許証

守山運転免許センター
運転免許課のカンバン
 
琵琶湖大橋からの南湖
 湖上に浮かぶ浮御堂
 造船所に係留されている旧うみのこ

  11月からヨーロッパに行くが、レンタカーも運転するので国際運転免許証をもらうため守山にある運転免許センターに向かった。

  堅田から琵琶湖大橋を渡る。橋からは南湖が一望出来、浮御堂造船所に係留された旧うみのこが見える。

  守山の運転免許センターでの手続の後、湖東のさざなみ街道をサイクリングした。結局、南湖を一周することになった。

  ドイツに住んでいた時のドイツ運転免許証を持っており、この免許証は更新はなく生涯使えるものである。今まで何回かヨーロッパに出かけているが、このドイツの免許証でOKであった。

  しかし難民が押し寄せ、現在は外国人の扱いについては厳しくなっているという。たとえば、携帯SIMスマホは今までなら宿泊所の住所と名前で購入できたが、昨年からは住所の記入されたID証明証がないと買えないとの情報がある。

  ドイツの運転免許証が使えなければ車が運転できないため、念のため国際運転免許証を持って行くことにしている。

  暑くもなく寒くもなく秋晴れのすがすがしい一日で、絶好のサイクリング日和であった。GPSを修理のため正確ではないが、走った距離は50kmくらいではないかと思う。

2018年9月27日木曜日

秋の野花

 カタバミ(柳川土手)

 秋の野花(柳川土手)
 ランタナ(柳川土手)
 ヨメナ(柳川土手)
 西洋タンポポ(柳川土手)
 日本タンポポ(柳川土手)
ヒメジョオン(柳川土手)
秋の野花(柳川土手)
 
野花と蝶々(柳川土手)
 ツユクサ(柳川土手)
 イヌタデ(柳川土手)
 ツユクサ(柳川土手)
 バーべナ(柳川土手)
 秋の野花(柳川土手)
秋の野花(柳川土手)
彼岸花とモンシロチョウ
散歩の記録 5.31km、8130歩

  この夏、暑すぎたのか柳川の土手には花が見られなかった。秋になってキバナコスモス彼岸花ムラサキカタバミが目立つが、さらには小さな野花が咲いている。

  小さな可憐な花が多いが色とりどりで、美しい。カタバミ、イヌタデ、ツユクサ、バーべナ、ヒメジョオン(姫女苑)、ランタナ、ヨメナ(野菊)など名前が分かった花もあるが、その他の野花の名前も知りたいものである。さらに調べてみたいと思う。

  蝶々が花を飛び渡っている。いよいよ秋本番である。