2017年8月29日火曜日

大津PARCO

 大津PARCO
 8階まである店舗
(その内7階は映画館)
入口に立てられた看板
(あと3日)

散歩の歩数(4754歩)
 サイクリングの距離(9.7km)

  滋賀県は近江商人発祥の地である。その一つが西武グループである。湖東には近江鉄道が走っており、車体は東京の西武鉄道と同じ色をしている。大津では、西武ライオンズのマークのついたバスが走り、西武百貨店、それにPARCOもある。

  この大津PARCOが8月末をもって店を閉める。一部映画館だけは営業を続けるとのことである。本日行って見ると、閉店まであと3日との看板が置かれていた。

  売り上げは最盛期の35%くらいになっており、閉店は営業不振に尽きるようである。その原因は湖岸道路東、近江大橋を渡った所に出来た巨大イオンモールである。さらにこの近江大橋の無料化がお客さんの流れをこのイオンモールに向かわせた。

  三方よしという近江商人の旧来の哲学だけでは、今の世の中の複雑な動きに対応できなくなっているということである。ビジネスには商品構成のみならず、地理的条件、人の動き、規模の大きさなど別の要因を考慮した哲学が必要になっているのだろう。

  もともとPARCOは若者ファッションの発信ショップとして若者に人気があった。今中を歩いてみても買いたいものは何もなかった。しかし、東京のような若者が多いところでは依然としてPARCOは生きて行けると思う。

  大都会での競争も厳しいとは思うが、地方都市の方が別の意味でし烈な淘汰が現実にあることを示している。

  向かいにある西武百貨店で食料品をいつも購入しており、これからも利用できることを願っている。

2017年8月28日月曜日

歩道拡張工事2

 工事の内容
(工事前:歩道西側だけ、工事後:東にも歩道追加)
 西側工事
(側溝が出来つつある)
 旧びわ湖競輪場前の工事
 西側工事
 琵琶湖に流れる小川の暗渠
 工事中の仮バス停
工事中の簡易歩道
本日の散歩の歩数(6774歩)

  マンション前の国道161号線で今、歩道拡張工事が進められている。6月初めから工事が始まったが、側溝が出来つつあるところである。

  8月下旬になって、ようやく北向き車道一車線を封鎖する交通規制が開始された。ガス・水道などの地下埋蔵物の工事が始まっている。

  この後、北向き車道、歩道を新たに作り、次に南向き車道、歩道の工事に入るものと思う。完成にはまだ半年はかかるようである。

  工事している道路に沿って旧びわ湖競輪跡がある。この跡地利用も決定した。大和リースが大津市から土地貸与を受けて、公園付商業施設を造ることになった。

  解体工事も含めた工事となっており、この秋から建物の解体工事に入るとのこと。完成は2年後である。

  競輪跡地は50年の貸与で、50年後には更地にして大津市に返還する契約となっている。その後、大津市は神宮外苑公園に整備する計画とのこと。

  50年後の神宮外苑公園を見ることは出来ないと思うが、国道の歩道拡張工事、新しい公園付商業施設の完成は待ち遠しいばかりである。  

2017年8月27日日曜日

久松農園

昨日の「久米宏ラジオなんですけど」
(久松さんが電話生出演)

びわ湖大津館納涼祭の看板
 納涼祭の様子(右 サンバショー)
納涼祭の様子(出店)
散歩の歩数 9103歩

  TBSラジオの番組「久米宏ラジオなんですけど」は毎週楽しみにしている。昨日は知り合いの久松農園の久松さんが電話生出演していた。

  突然番組の中で出てきたのでびっくりした。現在つくば近くの土浦で農業を営んでいる。つくばに住んでいいるときには、ここの野菜、玄米などを購入していた。有機農業と直販による新しい農業を目指して活動している。東京都内の有名レストランでも使われている。

  現役時代、もともと同じ会社の社員であった。ヨーロッパ駐在時代に、入社して数年の久松さんが仕事で初めて海外出張してきた。その時アテンドしてヨーロッパを一緒に回っている。慶応大学出身で、帰国子女でもあるので英語は堪能であった。通訳する必要はなかった。

  その後、数年経って会社を辞め農業を始めている。つくばに住みだしてその存在を再度知った次第である。やがて私自身も、つくばで100坪の土地を借りて家庭菜園をやり始めたため、久松農園の野菜を食べることはなくなっていた。

  久しぶりに久松さんの声を聞いて、本日Eメールを送った。まもなく返事があった。今では事業も拡大し、農場を任かせられる人材も出来ている。さらには本も出版して、全国的に有名な存在になっている。これからも、陰ながら応援をしたいと思う。

  今日もいつものコースを散歩したが、大津館では納涼祭が催されていた。サンバショー、西瓜割り、フラダンスショー、音楽ライブなどがあり、出店も出ている。親子で賑わっていた。

2017年8月26日土曜日

立木観音

瀬田川
立木観音への登り口
立木観音への登り口
立木観音への階段
立木観音への階段(動画)
立木観音縁起
立木山の提灯
 立木観音本堂
 鹿に乗る弘法大師
立木観音は高度237mにある
さらに登ると鐘楼がある
(鐘を打つと厄除けになるという)
 鹿跳峡の甌穴
瀬田川の 甌穴
サイクリングの距離 34.94km

  石山寺から瀬田川沿いに5kmほど南下すると立木観音への階段上り口に至る。上り口に自転車を置いて階段を上がった。

  階段をひたすら上る。途中ツクツクボウシの鳴き声が聞こえる。約800段の階段を登り切り境内に着いた。GPSによれば高度は237mであった。本堂の前には鹿に乗る弘法大師の像がある。

  弘法大師がこの地に立ち寄ったときに瀬田川対岸に光る霊木に気づき川を渡ろうとした。急流で渡れないでいたとき、白い鹿が現れ背にのせて導いた。その鹿は観音菩薩に姿を変えて消え去ったという。

  弘法大師はその霊木で観音菩薩を作りこの寺を作ったということである。ちょうどその時、弘法大師は42歳で、この観音様は厄除けの観音様として信仰されるようになっている。西国三十三観音の二十番の観音様である。

  帰り瀬田川沿いに自転車を押しながら歩いた。すぐ近くに奇妙な形の岩石があった。説明によると花崗岩が流れによって形成されたものである。滋賀県の自然記念物に指定されている。

  今日はサイクリング(往復34.9km)とちょっとした山登りであった。帰宅すると日が暮れていた。

2017年8月25日金曜日

天神さん

 北野天満宮鳥居
 参道に並ぶ出店
 臥牛の像
楼門
三光門
 本殿

文子天満宮の説明

文子天満宮
御土居の説明
御土居(内側の壁)
土塁の上部
御土居の外(森になっている)
 秀吉以来の大欅
 大欅
猿回し
 
骨董市
骨董品
 
古着
本日の歩数

  毎月25日は北野天満宮の天神さんである。京都では21日の東寺弘法さん、25日の天神さんは毎月の風物詩となっている。

  久しぶりに北野天満宮に赴いた。京都駅から50番のバスに乗った。西洞院通を北上する。幼いころ北野チンチン電車に乗ったことがあるが、その同じ道を走っている。この北野電車は今は犬山の明治村で走っていると聞いている。

  30分ほどで着いた。たいへんな人であるが、昔と違っているのは外国人が圧倒的に多いことである。和服の古着などを買っている。陶器、古い工具、置物、絵画など骨董品がいっぱいである。

  楼門、三光門を通り本殿でお参りした。本殿の後ろには文子天満宮がある。我が家のお墓の近く六条東洞院に文子天満宮があることを知っていた。

  今回、文子天満宮がもともとの天満宮の発祥であることを知った。道真の乳母であった多治比文子が自宅に初めて道真を祀ったという。その後道真の願いで今の北野に移して現在の北野天満宮があるという。

  本殿の西に進むと、御土居の表示がある。秀吉時代に京都を守る土塁が作られている。今も残っており、土塁の外側は森になっていた。土塁の上には秀吉時代に植えられたという大欅があり、堂々とした姿である。

  帰りのバスも周りは外国人ばかりで、ほとんどの人がスマホに夢中であった。世界どこでも同じ情報が同時に得られるすごい世の中になっている。学問の神様、道真はこの世界を予想できただろうか。