2019年1月2日水曜日

ベルヴェデーレ宮殿

ベルヴェデーレ宮殿門
門に飾られる彫刻
ベルヴェデーレ上宮庭園
ベルヴェデーレ上宮
正面
 
宮殿内階段

宮殿内彫刻の柱

天井画

シャンデリア
Napoleon am Grossen St.Bernhard
(Jacques Louis David)
Tigerloewe(Oskar Kokoschka)
Das Narrenshif(バカな船)
(Oskar Laske)
Am Fronleichnamsmorgen(聖体祝日の朝)
(Ferdinand Georg Waldmueller)
Die Familie des Kuenstlers(Anton Kolig)
Ankunft eines Zuges am Nordwestbahnhof in Wien
(北西駅に着く列車、Karl Karger)
Der Naschmarkt(ナッシュ市場、Carl Moll)
Badende mit blondem, offenem Haar
(Pierre Auguste Renoir)
Der Koch(コック、Claude Monet)
Dame im Pelz
(毛皮の婦人、Edouard Manet)
Nach dem Bade
(沐浴の後、Pierre Auguste Renoir)
Die Ebene von Auvers(Vincent van Gogh)
Frauenbildnis(婦人、Gustav Klimt)
Yudit(Gustav Klimt)
Bauerngarten mit Sonnenblumen
(ひまわりのある花畑、Gustav Klimt)
Der Kuss(Gustav Klimt)
Sonja Knips(Gustav Klimt)
Fritza Riedler(Gustav Klimt)
Bauernhaus in Buchberg(農家、Gustav Klimt)
Foresthaus in Weissenbach(森の家、Gustav Klimt)
Allee zum Schloss Kammer
(カーマー城への道、Gustav Klimt)
Schloss Kammer am Atersee Ⅲ
(アター湖のカーマー城、Gustav Klimt)
Adam und Eva(Gustav Klimt)
アダムとイヴ
(金髪に青い斑点があるのはなぜ?)
上宮と下宮間の庭園
上宮と下宮間の庭園から上宮を見る
上宮と下宮間の庭園から下宮を見る
下宮
移動の軌跡(Schloss Belvedere)
移動距離 11.85km、7664歩

  本日はベルヴェデーレ宮殿の見学に出かけた。すでに一度来ているが、2時間待ちとのことで諦めていた。

  元旦も終わり少しは空いているのではとの期待から訪れた。少しはましで、1時間待ちとのことで入った。二つの宮殿があるが Klimt の常設展示のある上宮を見学することにした。

  18世紀初頭に建てられた宮殿で、建物自体はロココ様式で世界遺産に指定されている。今は美術館として使われている。

  まずはゴッホ、ルノアール、モネ、マネなどを見て回り、その後クリムトの絵をたっぷりと鑑賞した。25年ほど前には、シェーンブルン宮殿の特別展で見た覚えがある。今はこのベルヴェデーレ宮殿で見ることが出来る。

  有名なキス、アダムとイヴなどと共に婦人のポートレート、印象派を思わせる花、植物、家、城などの絵も興味深かった。

  もともと印象派に近い絵を描いていたようであるが、その後キスに代表されるような物憂げさのある快楽感ただよう絵に行きついたようである。

  その他、ナッシュマルクト、鉄道駅などの150年ほど前の風景を描いた絵もあった。駅には蒸気機関車が止まっている。現在のナッシュマルクトはきれいな整然とした店舗になっている。昔は露店売りそのものであったことがうかがえる。現在との違いを見ることも面白い。

2019年1月1日火曜日

Neujahrskonzert(新年コンサート)

New Year Fireworks
(Video from Apparment House)
Fireworks at City Hall Square on TV (Video)
 
Indication of Live Concert Relay in front of City Hall
 Big Screen in front of City Hall
Silvester(New Year's Eve)2018/2019 
Conductor Christian Thielemann(Video)
An der schoenen blauen Donau」starts
 after saying「Happy New Year」
People dancing Waltz
State in front of City Hall
End of「An der schoenen blauen Donau」
Radetzky March」starts
Radetzky March
「Radetzky March」
End of Concert
Moving Trajectry(Rathaus)
Moving Distance 12.41km、4460歩

  年越はアパートで迎えた。アパートの窓からはすぐ近くに花火が上がっているのが見える。そしてテレビでは市庁舎前からの画像が映され、やはり花火が華々しく打ち上げられているところを伝えていた。

  元旦は朝から市庁舎に出向いた。ウィーンフィルの Neujahrkonzert(新年コンサート)の大型スクリーンによるライブ中継を見るためである。

  このコンサートのチケットは毎年2月に抽選が行われ販売される。ほとんどの人は楽友協会の中には入れない。入れない人のためにこのライブはあるようである。

  ホールよりも大きな音量がでるスピーカーを備えている。生の音よりも大きな音で大音響である。

  11時15分から演奏が始まった。快適なワルツが続く。2時間くらい演奏が続きとりあえず終了となるが、アンコールがいつものしきたりである。

  まずは「美しき青きドナウ」が演奏される。広場ではワルツを踊る人も見られる。そして最後は恒例の「ラデッキー行進曲」である。楽友協会内の観衆のみならず、市庁舎前の聴衆も手拍子を合わせる。

  ウィーン名物の新年コンサートを満喫させてもらった。2時間半ほど立ちっぱなしであったが、疲れも忘れて聴き入った。

  いい年になるよう願うばかりである。

2018年12月31日月曜日

ベートーヴェンの第九

 Konzerthaus のポスター
Grosser Saal の表示
 Grosser Saal のロビー
 ホール内部
2階席
 2・3階席
  天井のシャンデリア
 オーケストラ Wiener Simphoniker
ソプラノ Regula Muehlemann
メゾソプラノ Dorottya Lang
テノール Steve Davislim
演奏が終わって
拍手が続く
 
市庁舎前
(大晦日の夜の舞踏会)
 市庁舎前には大きなスクリーン
 特設舞台
市庁舎前での催し(動画)
Stephanplatz への道で(動画)
Stephanplatz での催し(動画)
オペラハウス前のスクリーンでオペラ実況(動画)
(ヨハンシュトラウス「コウモリ」)
 移動の軌跡
(Basic、Rathaus、Stephanplatz、Oper、Konzerthaus)
移動距離 17.34km、13782歩

  19:00から Konzerthausベートヴェンの第九交響曲を聴いた。初めて Konzerthaus に入った。大晦日でもあるので開演前は、ロービーではたくさんの人が飲みものを片手に談笑の花を咲かせていた。

  ホール内は楽友協会に比べて大変大きい。2000人くらいは入るであろうか。席は満席であった。

  日本でいつも聴く第九はオーケストラはプロであるが、合唱はその専属の合唱団とはいいながら、素人の人が多い。

  オーケストラの音も素晴らしいが、合唱団の声が透き通っていてよく響く。もちろんソリストも素晴らしい声量である。

  今まで聴いた第九で歌声、オーケストラとも最も響きが綺麗で、しかも迫力があった。やはり本場の音楽を聴くと、日本での音が物足りなくなる。

  第九を聴いた後オペラハウス前に行くと、広場の大きなスクリーンで本日のオペラ、ヨハンシュトラウスの「こうもり」を実況していた。たくさんの人が聴き入っていた。

  本日は午前中に Basic へ買い物に行った後、午後からは市庁舎などを巡った。すでに昼間から特設舞台では大晦日の催しをしており、大音響で音楽が奏でられていた。

  Stephanplatz に向かうと、路上でワルツを踊っている人がいた。夜中には各所でワルツの舞踏が始まるという。

  昼間でさえ歩けないほどの人出で、ベルリンの時と同じように夜中は大変と理解した。新年明けはアパートでテレビなどで状況を見ることにした。

  今年は何といっても4年ぶりにヨーロッパを訪問したことが、大きな出来事であった。爆破事件や、難民流入などヨーロッパも激動の4年であった。

  ウィーンに来て、観光客以外でも外国人が多くなっているように思う。特に中東などの国の人が目立つ。

  下町を歩いているとオーストリア人に出会うことが少ない。別に治安が悪いわけではないが、この先どうなるのか気になるところである。

  日本も外国人労働者の受け入れを拡大しようとしているが、ヨーロッパの成り行きを参考にした方が良いように思う。