Find out Mechanism of CNT Toxicity to Human
(WEB News)
Walking 5742 m, 8204 Steps
(Usual Course)
最後の仕事はカーボンナノチューブ(CNT)に関する研究開発であった。いろいろな用途に使われることが期待されているが、アスベストと同じような問題が出ないかが懸念されていた。
現象としては多層カーボンナノチューブの方が単層カーボンナノチューブに比べて危険性が高いデーターも出ていた。
今回東北大学などの研究で、毒性発現の機構が一部解明されたとのニュースがあった。カーボンナノチューブが体内に入ると免疫機構が異物として認識し攻撃するが、その時に炎症反応が起こり毒性を発揮するという。
カーボンナノチューブは自然の世界では存在しない。人が作りだしたものである。工業的に多用されると人の健康にとって害になることも考えられる。
原子力、遺伝子操作など人間が作った技術が、人間にとって有益であると同時に、逆に害を与えることは歴史を見ても多い。福島原発事故に見られるように、人間がコントロールできなることは予想されており、原発事故は全く人災といえる。
科学的研究成果を無視し、政治的、利権からの判断で物事が推進されている。その体制は今も変わっていない。科学的な知識を基に民主的な管理組織で運営しておればこの事故も起こっていない。現在のコロナ対策も同じである。
カーボンナノチューブも政治的、利権主義の中での道具になることなく、まっとうな科学の力で人の害を避ける技術になることを願っている。
CNT 安全性を 優先に
(シーエヌティー あんぜんせいを ゆうせんに)
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