2024年6月5日水曜日

Satsuki Azalea(サツキ)

 

Flowers of Satsuki Azalea at Bank of Yanagawa

Flower of  Blue Morning-Glory(ノアサガオ)at Bank of Yanagawa

Hydrangea at Bank of Yanagawa

Hydrangea Serrata(ヤマアジサイ)at Bank of Yanagawa

Hydrangea Macrophylla(ガクアジサイ)at Bank of Yanagawa

  柳川土手に咲いていたツツジの花はすっかりなくなった。それに代わってサツキの花が咲き出した。

  ツツジとサツキの花の区別は難しいが、花咲く時期で判断できる。旧暦の五月(皐月)は今の六月になる。サツキは、ツツジ比べて一か月遅れで咲き出す。

サツキ咲く ツツジの後の 土手の花
(サツキさく ツツジのあとの どてのはな)

  同時にノアサガオも一輪だけ花をつけた。例年だと5月中に咲き出すが、今年は肌寒い日があり遅れているようである。

  そして柳川土手の紫陽花は、青、白、赤などの色とりどりの色彩で土手を飾っている。さらにはカシワバアジサイとともにガクアジサイも色づいた

  まもなく梅雨入りになるのではないかと思う。

2024年6月4日火曜日

Performance-Based System(成果主義)

 

5 Automobile Manufacturers of Japan committed Fraud
(WEB News)

  昨日のWEBニュースに、日本の自動車メーカー5社で認証不正が行われていたとの記事が出ていた。

  最近ではトヨタの子会社であるダイハツで同じような不正が発覚し、生産が完全に止まったという事件もあった。このような不正が親会社であるトヨタでも行われていたということは、会社全体の体質の問題であることがはっきりしてきた。

  いやトヨタのみならず他の自動車メーカーも同じ様で、他の業種でも同じであろう。このような不正は企業のみならず、官公庁も含めた日本全体の体質と考えてよさそうである。

  その根本原因は何なのか、考えてみる必要がある。

  戦後日本は工業を発展させ驚異の復興、経済成長を成し遂げたのであるが、その原動力になったのは真摯にまじめに働く人々であった。その社会的背景には年功序列、終身雇用という働く者にとっては安心して生活できる基盤があったのではないかと思う。

  しかし経済成長の後半からは、成果主義、終身雇用の崩壊、非正規雇用の増大など、社会構造が変化した。

  その中で、成果主義の導入が一番の原因のように思う。昔の人事考課制度は厳密なものではなくアナログ的な評価であったが、成果主義が導入され目標設定、数値による実績評価になり厳密な管理がされるようになった。

  昇格、昇給、ボーナスはこの人事考課の点数で決められるということになった。そうなると当然、業務の実績値を上げるために不正を働く良からぬ者も出てくる。

  最初ある個人が不正を働いて実績を上げる。上司がそれを見つけて指摘すれば是正されるのであるが、上司も見過ごすか、見つけても自分の実績に影響が出ることを恐れてあえて指摘しない。

  担当が代わり引き継いだ人も不正に気がつくが、問題なく推移している、あるいは指摘するとさらに大きな問題となるなどして、不正も引き継がれる。

  上司も同じでそれが社長にまで伝播すれば、今回のような全社的不正となる。社長にまで伝播していない場合には、中間管理職の段階でもみ消してたということであろう。

  成果主義が行き過ぎると、不正を働く者が出てくることは十分に予想できる。昔の年功序列の場合には、不正を犯してまでリスクを負うことはあり得ないのである。

  不正のない組織を運営するには、性悪説に立った体制造りが必須である。成果主義を導入する時には、不正が行われることも前提にその仕組みも入れておく必要がある。

  社外的に極秘にされた不正を公にするには、内部告発しかない。内部告発を正当な業務として組み込むことが出来るかが、不正防止の唯一の手段と考えられる。

  残念ながら今の企業では、内部告発した人が処分されることが多い。

  企業のみならず官公庁も含めて、不正のない組織にするには、内部告発を正当な行為として制度化するのが必須と考えている。

  それが出来ないなら、不正は今後も永遠に続くということで間違いない。

2024年6月3日月曜日

Common Glider(コシスジ)

 

Common Glider at Bank of Yanagawa
Flowers of Oxalis(カタバミ)at Bank of Yanagawa
Six Petals of Oxalis Flower

  柳川土手で珍しい蝶を発見した。黒い羽根に三筋の白い斑点がある。

  調べてみると、コシスジという蝶であることが分かった。アジア大陸のシベリアからインドシナにかけて分布している。日本でも北海道から屋久島の範囲で見られるという。

  この年になるまでこの蝶については記憶がない。小さいころに見かけていたかもしれないが、記憶がなく初めて発見したように思う。

  そして、土手では紫のイモカタバミに加えてカタバミが小さな黄色の花をつけている。通りがかりじっくりと観察すると、六花弁のカタバミの花があるではないか。普通は五花弁ばかりである。

カタバミの 花満開に 六花弁
(カタバミの はなまんかい ろくかべん)

  六花弁を見つけると金運がよくなるとの話もある。ほんとであろうか。

2024年6月2日日曜日

Yabusame in Oumi-Shrine(近江神宮の流鏑馬)

Yabusame in Oumi-Shrine

  予定通り、近江神宮では流鏑馬が開催された。

  五年ぶりの開催で、コロナ禍以前の人出と同じでたくさんの人が見学していた。五頭の馬が順次走り、的に当たると観衆から拍手が上がっていた。

コロナ去り 流鏑馬実施 五年ぶり
(コロナさり やぶさめじっし ごねんぶり)

  そして、本日は第四回目の断食の日である。今まではお腹が空くと、野菜スープ、コーンポタージュを飲んでいたが、本日は朝から三年番茶以外は口にしないで過ごした。

  明日の朝食はさぞかし美味しいことと思う。

2024年6月1日土曜日

Preparation for Yabusame(流鏑馬の準備)

 

Yabusame of Oumi-Shrine held in first Sunday of June
Preparation for Yabusame of Oumi-Shrine

Strawberry in Plant Pot of my Balcony

Ate first Strawberry of my Balcony

Double Leaves of third Loofah Bud in Planter

  明日6月2日の六月第一日曜日には、毎年近江神宮の流鏑馬が執り行われることになっている。しかし、コロナ禍で四年開催が見送られ、昨年は予定していた馬の手配が出来ず直前で中止された。

  今年は五年ぶりに開催の予定で、本日近江神宮の一の鳥居の参道ではその準備が行われていた。

  馬が走る道のロープ設置、二つの的、本部席、それに有料座席である。天気も良さそうなので、予定通り開催されるものと思う。

 自宅に戻ると 三年前からベランダで育てている苺の実が今年初めて熟した。早速食べてみたが、相変わらず甘くて美味しかった。

ベランダの 苺初摘み 甘味よし

(ベランダの いちごはつづみ あまみよし)

  これから順次花が咲き、さらに実ができるものと楽しみである。

  一方プランターの三番目に出てきたヘチマの芽は、双葉に成長している。さらに芽が出ないか期待している。

2024年5月31日金曜日

Third Bud of Loofah(三番目のヘチマの芽)

 

Third Bud of Loofah in Planter of my Balcony

Second Bud of Loofah

First Bud of Loofah

  今朝起きてベランダのプランターに水やりをしていると、新たに三番目のヘチマの芽が出ているのに気がついた。

ヘチマの芽 三つ目顔出す ベランダで
(ヘチマのめ みっつめかおだす ベランダで)

  今年はヘチマは二株あれば十分と思っていたが、さらに一株増えることになった。まだ地中にある種が芽を吹く可能性があり、これからも注意して見ていきたい。

  一株目のヘチマは本葉がはっきりしてきており、二株目のヘチマも双葉が大きくなった。

  今年も日除けに、ゴーヤのみならずヘチマも加わることになり成長し棚が覆われることを期待している。

2024年5月30日木曜日

Gaura(ガウラ)

 

Flowers of Gaura at Bank of Yanagawa
Punctata(ホタルブクロ)at Bank of Yanagawa

  柳川土手には新たにピンクの小さな花が咲いた。調べるとガウラという。山桃草(ヤマモモソウ)という和名もある。

ピンク色 ガウラの花の 美しさ
(ピンクいろ ガウラのはなの うつくしさ)

  北米原産で明治時代に日本に入ってきて、全国で見られるという。

  そして例年の如く、ホタルブクロも花をつけた。関西では白色の花が多いというが、ここ柳川の土手には関東地方で多いといわれる紫の花が咲いている。

  誰かが植えたのかも知れない。

  夏に向けて土手では夏花がどんどん咲いている。

2024年5月29日水曜日

Kumagawa-Juku(熊川宿)

 

JR Bus from JR Oumi-Imazu Station for JR Obama Station

Saba-Kaidou Kumagawa-Juku

Stone Signpost (約16km/四里 to Obama)

Old Houses along Saba-Kaidou(鯖街道)

Historic Residence of Ogino Family

Old Residence of Henmi Kanbei (First Kumagawa Village Headman)

Matsunoki Shrine (Enshrined Matsunoki Shouzaemon)

  先日小浜から鯖街道をJRバスで通り、途中熊川宿があったことに気がついていた。しかし通り過ぎただけであった。昨日来の雨もやみ天気が良くなったので、本日見に行くことにした。

  JR近江今津駅から、JRバス小浜行に乗った。約30分ほどで熊川宿に着いた。

  丁度お昼になったので、熊川宿道の駅で蕎麦を食べた。残念ながら本格的な手打ちそばではなかったが、それでもお腹が空いていたので完食した。

  そして旧鯖街道を散策した。熊川宿は小浜に向かって約16kmのところにある。街道筋には昔ながらの家並みが続いている。屋根は茅葺から新しい屋根に吹き替えられているが、昔の趣は残っている。

  中ほどに旧逸見勘兵衛の家があった。逸見勘兵衛は熊川村の初代村長であった。そして息子である逸見竹之助は熊川村で生まれ、伊藤忠商事の創始者である伊藤忠兵衛の娘婿になっている。その後、伊藤竹之助として伊藤忠商事の社長を勤めている。

  伊藤忠商事の歴史の一部を知ることになった。

  街道筋には神社もあった。松木神社といい、松木庄左衛門を祀っているという。小浜城築城の際、農民は多額の年貢と労役を負担させられ苦しんでいたことから、庄屋たちは領主に年貢などの軽減を直訴している。投獄された庄屋の一人松木庄左衛門は、拷問されてもその要求を貫いたが、28歳の若さで磔の刑で処刑された。

  処刑の後まもなく、年貢などの軽減が実施されたとの歴史である。農民達が後に義民として祀り、松木神社となったということであった。

江戸時代 年貢苦しむ 農民や
(えどじだい ねんぐくるしむ のうみんや)

  江戸時代は、いかに農民が搾取されて苦しんでいたかを知る貴重な神社遺産と思う。

  今も為政者の税金無駄使いがあまりにも多く、江戸時代と変わらないような気がする。ただ異なるのは江戸時代は異論を唱えると命も落とすことになるが、今は選挙で世の中を変えることは出来る。

  ただグーミン(愚民?)が多いことが問題であるが。

2024年5月28日火曜日

Hydrangea Quercifolia(柏葉紫陽花)

Hydrangea Quercifolia(カシワバアジサイ)at Bank of Yanagawa

Hydrangea Serrata(ヤマアジサイ)at Bank of Yanagawa

  昨日から梅雨のような雨模様が続いている。この時期柳川土手では紫陽花がどんどん花をつけている。

  土手には小さな白い花で出来た三角柱の形の花も見られ、調べてみた。そうすると、紫陽花の一種であることが分かった。葉が柏に似ていることから柏葉紫陽花(カシワバアジサイ)という。

  すでに一部葉が赤いが、秋になると紅葉するそうである。

  また今までガクアジサイと思っていた紫陽花が、調べてみるとヤマアジサイということも分かった。ガクアジサイの仲間である。

  まもなく梅雨入りと思われるが、土手の紫陽花はすでに満開に近い。

2024年5月27日月曜日

Another Bud of Loofah(もう一つのヘチマの芽)

 

Another Bud of Loofah in Planter at my Balcony

True Leaf(本葉)of Loofah in Planter apperared

Pergola(蔓棚) for Bines of Plants

  ベランダのプランターにはヘチマの芽が一つ出ていたが、双葉から本葉が出てきている。

  一方、同じプランターにもう一つのヘチマの芽が出ていることに気がついた。種を播いてからすでに一か月以上たつ同じ時期に播いたルッコラはすでに収穫して食べている。

ヘチマの芽 ひと月かかる 驚きだ
(へちまのめ ひとつきかかる おどろきだ)

  ヘチマの種はかなり播いたが二つだけでも芽が出てきて、今年もヘチマを育てることが出来る。楽しみである。

  すでに植えているゴーヤと共に蔓棚が必要なので、ポリプロ紐で棚を作った。

  蔓が成長すれば、さらに上に棚を作り日除けになるようにしたい。