この二月から柳川では砂の浚渫工事が行われている。3年ほど前に台風などの大雨のため、柳川では大々的な浚渫工事が実施された。
その後は大きな台風も来ていないが、通常の気候でも上流の砂は流れて川に堆積してくる。
河川を管理するには的確な浚渫工事が必要で、数年ごとには実施されているようだ。
最近、日本各地で下水道の劣化による道路陥没事故が多発している。先日の埼玉県での事故では埋没したトラックの運転手が行方不明のままである。
これら事故は自然災害ではなく、メンテナンスの怠慢による人災と言える。本来は定期的に下水道の更新をするべきであるが、何もしていなかったことが原因と考えて良い。
オリンピック、万博などにかかる莫大な経費のため、これらインフラの更新がなされていない。余計な行事をせずに、その経費をインフラ更新に回しておれば、このような事態は避けられていたのである。
インフラの 更新せずに オリンピック
(インフラの こうしんせずに オリンピック)
能登地震の復旧の遅れも含めて、為政者の政策の大間違いが下水道のみならずじわじわと日本国土を劣化させている。
楽しい国造りどころではない。
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