Top(コマ)
二年前の正月から、簡易床間にはコマを飾っている。二年前の正月に、孫にコマ回しをするかと誘ったが、何の興味も示さなかった。
この正月も簡易床間には駒が飾ってあった。昨日夜になって孫がそのコマを見つけ、紐を巻きつけようとしていた。
うまく巻きつけられないため、どう巻けば良いか聞いてきた。それで小さい時を思い出しながら、順番に紐が重ならないように巻いて見本を見せた。その後、私自身で紐を引っ張って回してみた。
何とか床でコマは回った。昔覚えた技は、今も体が覚えている。さらに手に乗せようとしたが、これは出来なかった。
孫は再度何回も巻いては、床に投げることを繰り返したが、なかなかコマが回ることはない。
それで、明日東京に戻るが、コマを持って帰ってさらにトライしてはどうかと助言した。しかし、いらないと言い、今だけ遊びたいという。
東京へ戻れば、またコンピュータゲームの方が楽しいためであろう。それではまた来年の正月にトライしたらというと、納得していた。
コマ回し 昔の子供 上手なり
(コマまわし むかしのこども じょうずなり)
子供の頃は当たり前の遊びと思っていたが、今の子にとっては難しい技のようである。一方では、コンピューターゲームには精通しているのである。
時代の違いを感じる。孫家族は、本日朝には東京に向かった。
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