Biwako Environmental Science Research Center
(Next to Biwako Otsukan)
Biwakaze : Environmental Investigation Ship
早朝のジョギング時、柳ヶ崎湖畔公園港にびわかぜ号が停泊していた。そしてまもなく出航していった。
このびわかぜ号は、琵琶湖大津館の隣にある琵琶湖環境科学研究センターの環境調査船である。
琵琶湖の自然環境を維持するため、環境測定を実施し対策を講じている。
以前琵琶湖では環境汚染により赤潮が発生していたが、その後の対策により最近は発生がない。
一方、琵琶湖の湖水の対流が少なくなっているとの情報も得ている。これは琵琶湖の表面と深部の温度差による対流により、表面の酸素が深部まで行き渡るという現象である。
近年この対流が発生していないことが見つけられており、琵琶湖固有種の減少につながっている。
特に昨年は鮎がほとんど取れず、この対流問題がクローズアップされている。
確かにここ柳川でも、昨年は遡上する鮎がほとんど見られなかった。実感として鮎が少なかったと感じている。温暖化の影響と言われているが、地球規模での対策が必要とされる。
本日出航したびわかぜ号の調査により、今年の実態がわかるものと思う。今のところ、今年は寒い日が続いておりこの対流は発生しているものと期待している。
この夏は柳川で、大量の鮎の遡上を見たいものである。
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