福島からの避難者の記事(WEBニュースから)
まして、福島周辺ではもっと強烈な汚染が起こっている。チェリノブイリのようなコンクリート棺対策が出来ていない現状では、放射性物質は出っ放しといえる。未だに汚染は広範囲に渡ってそのまま続いているものと考えてよい。
日本では、大変な汚染が続いているとの情報はほとんどないに等しい。自分の身は自分で守るという鉄則から考えれば自主避難している人たちの行動は当然のことと思う。
しかし自主避難している人たちの情報が、日本のマスコミで取り上られることはほとんどない。今回、外国のフランスで取り上げられ、その状況の報告会が大阪であったことから、日本でもニュースとなり知ることになった。
その情報から、福島原発発生後すぐにフランス政府は専用機を用意して、日本にいるフランス人を帰国させているということを知った。
つくば時代には研究所にはフランス人も勤めており、その家族は同じマンションの同じ階に住んでいた。小さな子供も一緒に住んでいたが、すぐにフランスに帰国した。今回の情報は、そのことを裏付けることになった。
ほとんどの日本人は外国に逃げることは出来ないことからせめて汚染の少ない関西以西に移り住むか、それとも東日本地区に住み続け放射線に対する生体実験の実験材料になるかの選択となる。
放射線の怖さはフランスなどの欧米では十分認識されおり、原発事故までは日本でも同じであった。しかし事故後は、被ばくの怖さについてはほとんど公にされず、人体実験が続いているといえる。
つくばから琵琶湖に移った理由の一つが、この人体実験から逃れることでもあった。その意味で自主避難者の一人かも知れない。
福島原発近くの強制避難地区の人に対してだけは何らかの対策がなされているが、それ以外の地区の被ばく対策は全くとられていない。
国連人権理事会が被災者支援勧告を出しているという。この勧告では自主避難者も含めてのものと思うが、政府は受け入れていない。この勧告の話は、今回初めて知った。なんら日本のマスコミでは報道されていない。
つくばから琵琶湖に移った理由の一つは、この自主避難であった。しかしここ琵琶湖もすぐ近く敦賀に原発があり、これからも安全とは言えない。つかの間の安息ということかもしれない。
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