2018年4月30日月曜日

西陣織の源氏物語

琵琶湖大津館
 源氏物語織絵巻
 展示会場入り口
本日の散歩 5.61km、7917歩

  昨年秋に若冲の絵画を西陣織で再現させた展示会を見に行った。この連休、琵琶湖大津館で、今度は源氏物語絵巻を西陣織で表現した織物の展示会が開かれている。

  いつもの散歩コースに琵琶湖大津館はあることから、散歩の中で立ち寄った。繊細な柄の織物で、おそらくジャカードで織っているものと思う。

  原画は国宝・源氏物語絵巻と岡田俊一画伯による源氏物語絵巻の2種類で、それを織物に仕上げている。

  国宝の源氏物語絵巻は年月が経ち色が褪せているため、織物もそのままの色を再現させていた。岡田画伯の源氏物語絵巻は色鮮やかで織物にするとこちらの方が見栄えがする。

  注文すれば1.5か月ほどで制作出来、購入することが出来るという。織物技術の最高峰と思う。日本にはこのような世界に誇る伝統技術が他にもあり、将来につなげる意味でも貴重な試みと思う。

2018年4月29日日曜日

霊鑑寺門跡

霊鑑寺門跡
霊鑑寺門跡(谷御所)の説明
本日の散歩 6.06km、9136歩

  先日大文字山から鹿ケ谷に下山し瑞光院に立ち寄った後、哲学の道の手前にある霊鑑寺門跡にも立ち寄った。

  この寺は臨済宗南禅寺派の門跡尼寺。1654年に後水尾天皇が皇女を開基として創建。意如ヶ嶽にあった荒廃した如意寺の如意輪観音像と霊鏡を併せて移して祀ったことから霊鑑寺といわれる。

  鹿ケ谷の谷川近くに建てられたので谷御所、鹿ケ谷比丘尼御所ともいう。

  皇室ゆかりの御所人形、池泉観賞式庭園、椿の名木などで有名である。しかし非公開の寺であるためいつもは見学できない。春、秋に公開日を決めている。

  先日は、この後哲学の道を南禅寺の方向に歩いた。

2018年4月28日土曜日

Oh!Me 大津テラス

 Oh!Me 大津テラス
入口
 
駐車場側
今日のサイクリング 10.98km
(西武百貨店・大津テラス往復)

  昨年8月末で閉店した大津パルコの後に 、商業施設 Oh!Me 大津テラスが昨日オープンした。西武百貨店へ買い物に行った後、大津テラスにも立ち寄った。

  1階にはスーパマーケットの平和堂フレンズが入り、2階から6階までにヤマダ電機、ツタヤなど全国的な店が目白押しである。7階~8階は今まで通り映画館である。

  館内には空間が多く作ってありゆったりと過ごせる。子供が遊べるスペースも多く、親子ずれで遊べるようになっている。以前のパルコとは雰囲気は全く違う。連休でもあり人で一杯であった。

  西武百貨店と並んでこの施設が膳所地区の活性化に大きな役割を果たすことが期待されている。

2018年4月27日金曜日

鹿ケ谷山端光院

 鹿ケ谷山瑞光院参道(左 弘法大師像)
 瑞光院の説明
 浪切不動明王が安置された本堂
 徳善谷に流れるせせらぎ
滝行場
本日の散歩 6.26km、8350歩

  先日、大文字山に登り鹿ケ谷の方に下山した。鹿ケ谷に下りてくると瑞光院に着く。

  参道入口には弘法大師像があり、高野山の浪切不動明王の分霊が安置されている。

  弘法大師が唐から帰国するとき、暴風のため難破しかけた。唐から持ち帰った不動明王尊に祈願した所、嵐が収まり無事帰国できたことから、浪切不動明王と名付けられたという。

  この地では古くから山中から湧き出るせせらぎの滝で行者の修業が行われていた。昭和になって、ここ徳善の谷に瑞光院が創建されている。この谷には滝があり、今でも修行の場となっている。

  先日はこの後、哲学の道に向かった。

2018年4月26日木曜日

アヤメ

アヤメ(花弁の網目)
 
アヤメ
アヤメ
花菖蒲(花弁の元が黄色?)
カキツバタ(花弁の元が白?)
ポピー
 ポピー
 柳川土手のハナミズキ
 ハナミズキの花
柳川土手のラベンダー
 
大津館駐車場のラベンダーの花
柳川土手のオオデマリ
 オオデマリ
柳川土手のコデマリ
柳川土手のタンポポの綿毛
イングリッシュガーデン太鼓橋の藤
イングリッシュガーデンの青い花
 イングリッシュガーデンのツツジ
ツツジの花
 湖畔のクローバー
クローバーの花
クローバーの花
本日の散歩 6.08km、10387歩

  アヤメとカキツバタの区別がなかなかつかない。調べてみると花弁に網目の模様があるのがアヤメという。

  ここ数日天気も良く暖かくなって、いろいろな花がさらに咲き誇っている。柳川土手を歩いていると、先日から菖蒲のような花が咲いている。

  その花をよく見ると花弁に網目模様があることが確認できた。濃い紫と薄い紫のコントラストが綺麗な花である。

  その近くにも白い花弁、紫の花弁の同じような花がある。しかしその花弁の元には網目模様はない。カキツバタか花菖蒲と思われるが、その特徴である花弁の元の色がはっきりしない。

  土手にはポピー、ハナミズキ、こでまりの他、早くもラベンダーオオデマリが咲いている。ラベンダー、オオデマリは、昨年は5月になってから花を見ている。今年は他の花も同じであるが、3月初めの暖かさのために半月から1か月早く咲き始めているようである。

  イングリッシュガーデン太鼓橋の藤も満開である。またツツジのピンク、紫の花など色とりどりの庭になっている。

  湖畔の芝生にはクローバーが白い花をつけており、女の子が摘んで髪飾りを作っていた。

  一方、今まで元気に咲いていたタンポポは綿毛になり、花はほとんど姿を消してしまった。また来年、綿毛から花を咲かせてくれるものと思う。

  まもなく5月連休が始まる。出かけるのには良い季節であるが、この時期の旅行は混むので避けて、連休明けにドライブに行く計画を立てている。

2018年4月25日水曜日

大極殿

丸太町御前
太町通り
平安宮西限石碑
 
平安宮西限の説明
千本丸太町
千本丸太町交差点
 大極殿跡の説明
 大黒殿での朝賀の図
本日の散歩 6.16km、8795歩

  先日は、花園からイタリアンレストラン ダ・マエダに向かって、丸太町通りを東に歩いた。

  丸太町御前には平安宮西限の石碑があった。ここには平安宮の藻璧門があったところとの説明である。この門を入った南東には左馬寮があった。これは宮中の馬の飼育、調教などをする役所でその長官を左馬頭といった。

  源氏物語の有名な「雨夜の品定め」の場面に光源氏とともに左馬頭が出てくるという。この場面は高校の時古文で習ったが、左馬頭が出ていたかは記憶にない。

  さらに丸太町通りを西に進み千本丸太町に着いた。この交差点角には大極殿跡の説明板が置かれていた。

  大極殿は国家の重要な儀式の行われたところ。平安宮遷都の翌年には完成しているが、その後815年に大修理が行われている。基壇の大きさは東西59m、南北24mに及んだという。

  大極殿はその後何回か焼失して、1177年の火災後は再建されずのままになっている。

  平安神宮は大極殿を含む朝堂院を八分の五の規模で復元したものといわれており、その赤塗りの大極殿を思い浮かべながら千本通りを北上し、中立売のレストランに入った。

2018年4月24日火曜日

大覚寺

 新緑の清滝道
大覚寺に向かう途中の田園風景
大覚寺御所址の石碑
大覚寺の説明
参道
表門
境内
大沢池の説明
大沢池
大沢池
大沢池
本日の散歩 5.55km、8565歩

  先日は愛宕念仏寺まで歩いた後、清滝道を引き返して大覚寺へ向かった。

  清滝道は新緑のトンネルである。まもなく左に折れる道を歩き、のんびりした田園風景を見ながら進んだ。30分ほどで大覚寺に着いた。

  大覚寺は、平安京を造成した桓武天皇のその2代あとの嵯峨天皇が離宮として作ったのが始まりである。その後、この地に嵯峨天皇の皇女である正子内親王(後の淳和天皇皇后)が真言宗のお寺として創建している。

  現存する最古の離宮庭園には大沢池があり、今では時代劇の撮影にたびたび使用されていることで有名である。

  また嵯峨天皇時代に、この池の中にある島の野菊を生け花にして愛でたことが華道の始まりといわれる。今でもいけばな嵯峨御流として受け継がれている。

  この後、丸太町通りを西に歩き、花園の右京ふれあい文化会館に向かった。